カウンセラー(OJT)制度
カウンセラー(OJT)制度とは
新入社員として入社し現場で働く際、環境に馴染めるだろうか…仕事は覚えられるだろうか…等不安なことも多いかと思います。そんな新入社員をサポートするため、当社ではカウンセラー(OJT)制度を設けています。
カウンセラー×新入社員座談会
今だから話せる、東京建物での成長体験
東京建物では、新入社員に対して1人の先輩社員が教育担当として就く「カウンセラー制度」があります。新入社員にとって、カウンセラーとはどんな存在なのでしょうか。そして、カウンセラーから見た、新人たちの成長とは。かつてのペア3組が集い、お酒の力も借りながら、今だから言える思いをぶつけ合っていただきました。それでは、乾杯!
※在籍部署はインタビュー当時の部署となりますので、現在の部署とは異なる可能性があります。
宮本 紘史
プロジェクト開発部
課長代理
2008年入社
松本 奈穂
プロジェクト開発部
主任
2016年入社
石井 崇弘
商業施設事業部
課長代理
2008年入社
岸本 啓佑
商業施設事業部
2016年入社
武部 敬輔
ビルマネジメント第二部
ビル営業グループ
課長代理
2009年入社
植西 利絵
ビルマネジメント第二部
ビル営業グループ
2016年入社
SESSION.1
後ろで見てくれている、という
安心感は大きかったです(植西)
私が松本さんのカウンセラーとして感じていたのは、周囲への気遣いがすごくできたこと。それと、いつも笑顔だったことが印象に残っているよ。
ありがとうございます。宮本さんは、私の“気遣い”を評価してくれますが、逆に言うと、“気を遣ってしまう”という面もありました。再開発プロジェクトに私のような1年目の新人がいていいのだろうかと縮こまって、権利者さまにも言うべきことを言えなかったりして……。そんなとき、宮本さんが「飛び込んでいいんだよ」と言ってくれました。
自分から飛び込んでいかないと、心を開いてくれない人もいるからね。自分の姿を見せて動いてもらうしかない。でも今、松本さんは自分のスタイルを築けているよね。2年目でここまでやれるって、すごいよ。
私は松本さんとは逆で、考えずに動くことが多かったです。自分一人のことにしか目が向いていなかったからだと思います。石井さんの姿から、たくさんのことが学べました。
たしかに、昔の岸本くんは自分視点が強かったよね。でも今は、他の人はどう思うか、テナント側から見てどうか、随分見方が変わってきたように思う。僕らが在籍する商業施設事業部は、自分たちで何かを行うのはもちろん、他部署に対してコンサルのようなこともやるから、大変なことは一杯あるよね。私も今でも苦労していているけれど。
私が東京建物に入社して一番驚いたのは、社員の方々のレベルの高さでした。自分にないものを持っている人たちばかり。石井さんが、まさにそうです。理解力の高さや意見の総括の上手さなど、学べることばかりです。
武部さんも、周囲の方々からすごく信頼されていますよね。私も武部さんみたいに、「植西に任せておけば大丈夫!」と言われる人材になりたいです。トラブルが起きたとき、即座に動き出す武部さんのスピードは勉強になりました。
後回しにしたい内容こそ、あえてすぐ対応すること。信頼を築くためには大切なことだね。植西さんとは、最初は全部のトラブルを一緒に対応していたけれど、今ではもう安心して任せられるようになったよね。
武部さんのおかげです。私じゃなくて最初から先輩たちがやっていれば、トラブルにならなかったのに、ということもありましたが、任せてくれるからこそ責任感が養われますよね。それに、武部さんがちゃんと後ろで見てくれている、という安心感も大きかったです。
SESSION.2
強い意思を表してくれたことに、
成長を感じました(石井)
岸本くんとの思い出で一番嬉しかったのは、自分から「この仕事をやりたい!」と言ってくれたこと。それまでの岸本くんは、いざ仕事になると弱気になってしまうところもあったよね。だから、何か仕事を任せるにしても、「大丈夫かな?」という不安もあった。そんな岸本くんが、自分の意志をはっきりと示してくれたのは嬉しかったな。
私にとっては一大決心でした。今の仕事も充分にできていない自分が希望を言うのは、おこがましいのではないか、と思って。1週間くらい悩みました。でも、待っていてもチャンスは来ない。だから自分から手を挙げてみよう、と。石井さんは、しっかり私の気持ちを受け止めてくれました。
そういえば松本さんがチームを異動した後、相談してくれたことがあったよね。前の業務と、異動先の業務の両方が重なってしまって、しかもプロジェクトが大変な時期で。
はい、宮本さんには思いの丈をぶつけてしまいました。ですが、宮本さんに打ち明けられたことで、随分気持ちが楽になって。当時、責任の重い仕事を任されていたので、せっかくのチャンスなのだから、最後までやりきろう!と思えました。カウンセラーとして宮本さんがいていただいて、本当に良かったです。
特に私が何かしたわけじゃないけどね(笑)。翌日には「私、吹っ切れましたから」って。力になれたのなら良かったです(笑)。
その話、同期なのに初めて聞きました。実は、私も大変だった時期がありました。以前、異動でカウンセラーの方が代わったのですが、前任の方に全幅の信頼を置いていたので、代わることが辛かったです。そのうえ、ある物件を前任の先輩から引き継いだのに、私には上手く対応できない、という問題も重なって……。
たしかに苦しんでいたよね。当時は、私も自分の指導方針について悩みました。自分自身、異動してきたばかりだったし、植西さんのために何ができるだろう、と。できるだけ植西さんと一緒にいる時間を長くしようと心がけていました。
ありがとうございます。初めこそ辛かったのですが、武部さんがしっかりサポートしてくれたおかげで、安心して仕事に挑戦できるようになりました。
SESSION.3
自分たちも成長しないと、
後輩に抜かれてしまいます(宮本)
東京建物の良さといえば、人ですよね。宮本さんのように、しっかりと教えてくれる人が多いと感じています。だから、入社1年目から大きく成長できるのではないかと思います。
人を育てようとする風土は、強く感じられますよね。部長から直々に指導されることもあります。きっと他社ではそうそうないことですよね。
人を邪険にしませんよね。その人の意思を大切にしてくれる。逆に、自分で考えていないと叱ってくれます。
はい、叱られました(笑)。若手であっても、一人ひとりにちゃんとしたタスクを与えられるので、そこは先輩方に甘えてばかりではいられないなと思います。責任感が養われたのは、そうした環境も大きいと感じています。
私も東京建物の人に惹かれて入社して、今でも人の面でのストレスは感じていません。東京建物は少人数で、この規模の仕事をしているから、入社1年目から仕事を任される風土がありますね。その辺、同業他社はどうなんだろう。
1人で複数の物件を任されるというのは、なさそうです。同業他社に就職した大学の同期と話をすると、まだ社外の人と接したことがない、という人もいるようですよ。「差が開いていそうだ」と羨ましがられて、ちょっと優越感を感じたりします(笑)。
その分、優秀な後輩も多いね。岸本くんもしっかりしているし。だから、我々ものんびりしていられない。自分たちも成長しないと、すぐに抜かれてしまうと感じているのが正直な気持ちだよ。
たしかに刺激は受けますね。そもそも、東京建物には優秀な人たちが多くて、刺激を受ける機会はたくさんあります。私たちディベロッパーの存在意義は、今よりも良いものをつくろう、変化を生み出していこうとする姿勢だと考えています。これからも、そんな想いを持った人に来てもらいたいです。
そのためには、社内外の関係者たちを巻き込みながら、自分の考えを実行に移していくことが必要ですよね。とは言っても、簡単なことではありません。私自身、そうなりたいと努力しているところなのですが。
一番大切なのは、困難な仕事にぶつかっても、前向きに立ち向かえることですよね。プレッシャーを感じながらも、笑顔でいること。私も、そんな人でありたいと思っています。皆さん、とにかく楽しく仕事をしていきましょう!