分譲マンション「Brillia京都鞍馬口」がグッドデザイン賞受賞 京都の歴史・文化を継承、町屋をイメージした外観・アプローチ

  • 住宅

東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 野村 均)は、分譲マンション「Brillia 京都鞍馬口」(京都市上京区、以下「本物件」)が2024年度グッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会主催)を受賞しましたので、お知らせします。

Brillia京都鞍馬口
Brillia京都鞍馬口

本物件は、古くは西陣織の生産地として栄え、現在は寺院が集積する「寺之内」エリアに位置しており、至近には表千家不審菴や裏千家今日庵といった茶室が立ち並びます。外観デザイン等の工夫により、本エリアに色濃く残る京都の歴史・文化を継承するとともに、角地を生かした緑地空間を提供するなど新たな景観の形成を実現しています。

「Brillia京都鞍馬口」(集合住宅) 評価コメント(原文)

町屋などが残る京都の街並みと現代建築がどのように調和を図ることができるのか、これは永遠の課題かもしれない。この集合住宅は、こうした課題に対してこれまで試みられてきた幾多のデザインの中でも秀逸な答えを示してくれている。隣接する町屋と軒線を合わせ、その軒をそのまま素直に積層させている。瓦で葺くといった表層的な繕いをすることなく、そのシンプルな形態的連鎖が、意表をつくほどに自然な佇まいとなっている。抑制されたデザインやディテールだけでもこれだけのことができる、その好例である。

デザインのポイント

1. 小川通に並ぶ町屋の軒の連なりをイメージし、深い水平庇を強調した外観デザイン

2. 角地を生かした立体的な植栽計画による、街への緑地空間の提供

3. 露地※から坪庭、茶室へと続く町屋の構成をイメージしたエントランスアプローチ

露地・茶室をイメージしたアプローチ
露地・茶室をイメージしたアプローチ

※茶室の庭・通路など

「Brillia京都鞍馬口」物件概要

所在地 京都府京都市上京区寺之内通新町西入妙顕寺前町515番14号
総戸数 23戸
構造/建物階数 鉄筋コンクリート造/地上5階
事業主 東京建物株式会社
設計・監理 株式会社東洋設計事務所
施工 要建設株式会社
竣工 2023年4月
TOP