TOKYO TATEMONO RECRUITING

仕事について社員紹介

商業施設事業
自分にしかできない
商業施設ができたと
胸を張って言える

鹿郷 光

〔総合職〕
商業施設事業部
2007年入社

※在籍部署はインタビュー当時の部署となりますので、
現在の部署とは異なる可能性があります。

大学時代は
広告関連のサークルに所属していたそうですね?

サークルでは、一般企業が開発した商品のPRを企画するなど、広告代理店の仕事の真似事のような活動をしていました。広告に携わった経験は自分にとって大きな財産となりましたが、同時に感じたことは、広告PRはその性格上、刹那的で、人の記憶に残るもの、人の人生に長く影響するものはそう多くないということ。
その経験から、長く人の記憶に残り、人生に深く影響する仕事がしたいと考えるようになり、ディベロッパーの仕事にたどり着きました。

実は、東京建物を知った当初、少し堅い会社なのかと思っていました。しかし、OB訪問等で触れた多くの先輩社員たちは、皆それぞれの異なる価値観・ビジョンを持ちながら、自己実現のために活き活きと仕事しており、次第に、風土が自分に合っていると考えるようになりました。ひとつの目標に向かってさまざまな価値観の人たちが集い、貪欲に成果を追求し働ける環境こそ、組織の自然なあり方だと考えていた自分にとって、若手にも大きな仕事が任されるチャンスが多いことも、入社への決め手となりました。

仕事風景

事業推進の仕事は、さまざまな関係者と
協力し合い進めていくそうですね?

事業推進の仕事は、用地取得から開業までの間にあるさまざまな工程を推し進めていく仕事です。まずは、取得した用地のマーケット状況を精査した上で、最適な用途を企画立案します。その後、設計会社・デザイナー・施工会社等と協力しながら立地条件や法規制を加味した設計プラン、施設デザインを策定し、テナントリーシングに繋げていくといった業務です。多くの関係者とともに施設の完成を目指すため、意志を統一し妥協なく仕事に臨んでいます。現場でしか味わえない一体感や緊張感は、事業推進の仕事の醍醐味ですね。

「FUNDES」には鹿郷さんの
こだわりが現れているそうですね?

現在、私は都市型のコンパクト商業施設ブランド「FUNDES」の事業推進に携わっています。商業施設開発の面白さは、同じ用地であっても、誰が開発するかによって全く異なるものに仕上がることです。ターゲットの想定・店舗構成、建物のプランニングに至るまで、その設定次第で、物理的な見た目だけでなく、事業としての収益性も変わってくる。その個人の裁量による振れ幅が魅力だと思っています。「FUNDES上野」のテナントリーシングでは、物件の顔となる1Fに24時間営業の大衆酒場型店舗に入っていただくなど、ターゲット特性と地域性を加味して、あえて“尖った”リーシングにもチャレンジしています。ほか新規事業推進中の物件においても、建物ファサードや設計プラン等、こだわりを持って進めており、自分だからこそできたと言えるような物件に仕上がる予定です。

以前の部署(九州支店)では、商業施設の再開発に携わっていましたが、行政機関との折衝、地権者の方々と接する中で学んだのは、「人は経済合理性だけでは動かない。最終的には“想い”で動く」ということ。ディベロッパーの仕事においては、明確な意志を持ち、最後までその“想い”を貫き通せるかが非常に大事だと思っています。そのような覚悟をお持ちの方は、ぜひ挑戦していただきたいと思います。

インタビュー風景

これからの商業施設を考えるうえで
最先端技術等にも目を向けられているそうですね?

近年はAIやVRなど、最先端技術が目まぐるしく進歩し続けています。「FUNDES」に限らず、社会の変化に合わせて、不動産業界も新しいことに臆することなく挑むべきだと考えており、日頃から、商業施設事業の今後の発展可能性・生き残り方について考えています。一見逆風に見えることであっても、もしかすると連携できることはあるかもしれない。これからの時代には、今まで接してこなかったモノや技術などとの連携を模索して、実践していかなければなりません。不動産業界のあり方や、商業店舗のスタイルを変えるような提案を東京建物から発信していきたいと考えています。

東京建物でどんな未来を
“自由”に描いていますか?

「FUNDES」の開発に携わり強く感じることは、ボトムアップで開発できる環境にあること。だからこそ“自由”に、現場で感じる感覚を大切に、新しい価値を創造していきたいです。

インタビュー風景