小倉 崚平
〔総合職〕
アセットサービス事業企画部詰
アセットソリューション営業第一部
東京建物不動産販売㈱出向
2016年入社
※在籍部署はインタビュー当時の部署となりますので、
現在の部署とは異なる可能性があります。
部活動を通じて、
今の仕事への想いを醸成されたそうですね?
東京建物を志望した動機形成の端緒は、高校時代に在籍した体操部での経験にさかのぼります。当時、部活動の自主練習は小さな体育倉庫の中でしか行えない環境でした。そのような環境下でも、情熱を持って仲間とともに練習に取り組んだことで、今の自身の価値観にもつながる大切な経験ができました。そして大学入学後、母校のコーチとして部活動に関わることになりました。その頃には、小さな体育倉庫すら自主練習のためには使えなくなっており、練習もままならない環境に変わっていました。部活動に打ち込めないことによってか、後輩たちは、私たちが部活を通して得た経験や想い、価値観は持ち合わせていないように感じられました。このことから、「空間が経験を生み出し、経験が想い、ひいては価値観を育む。」と考えるようになり、これこそが東京建物の志望動機の根幹であり、今の「空間を生み出す」仕事への情熱にも繋がっていると感じています。
自身が介在する価値を意識し
仕事に臨まれているそうですね?
アセットソリューション事業の仕事は、全国のビルやマンション、企業の保有する社宅などの一棟の不動産を購入し、リノベーションなどを行うことによって付加価値を高め、運用による収益や売却による収益の獲得を主なミッションとしています。そのため、購入した不動産をそのまま売却するということだけだと、私たちが介在する意味がありません。不動産価値を見極め、将来的な収益性や市場価値を見定めるという面では、重要な役割を担っていますが、購入した不動産の価値を高め、東京建物らしい付加価値を高めることが重要になります。その際に大切なことは、「不動産の潜在価値に向き合い、どのようなプランを検討することで多くの方に喜ばれる新しい場所に生まれ変わることができるか」という熱い想いを持つこと。部署の中でも経験の浅い私に今できることは、すべてにおいて全力で情熱をもって臨むことだと思い、行動しています。
可能性を限定することなく
チャレンジする気概を
大切にされているそうですね?
例えば不動産の投資計画を示す際に「このくらいでいけるのではないか」という感覚で私が話すことと、同じことを20年以上第一線で活躍している社員が話すことでは、「経験に勝る信頼はない。」と言えるほど、説得力がまったく異なります。その差を埋めるのは、様々な観点からデータを収集し、固定観念に捉われることなく不動産の付加価値を高めるために、何ができるか考えること。机上の空論で終わらないように、必要とあれば検討するプランのニーズや実現性を見定めるため、関係企業に伺い意見交換をすることもあります。こうした積み重ねが、新しい案件においても検討の幅を広げる知見となるため、従来の手法を踏襲するだけでなく、常に新しい可能性を模索することが財産となっていきます。このような取組みで得た成功は、大きな喜びを伴う“やりがい”だと実感しています。
最初の配属がこの部署になったことに
大変満足されているそうですね?
誤解を恐れずに言えば、今の仕事は社内でもトップクラスに楽しい仕事だと思っています。配属される以前は、不動産投資に関わる仕事のイメージが沸かず、何をしている部署なんだろうなと思っていました。しかし、物件情報の取得から企画、また社内協働による物件運用や売却にまで、それらすべてに短期間で数多く携わることはできるのは、この部署ならではの魅力だと感じています。入社前は、大きな開発プロジェクトにチャレンジしたいと思っていましたが、不動産の仕事の奥深さや幅広さに触れ、少し視点が変わってきました。今の仕事は、自分の手の届く範囲でその多くを完結させることができ、自ら収集した情報をもとに取り組む意義や運用プラン、売却時の収益性まで検討することで、チャレンジする機会を掴み取ることができます。チャレンジすべき仕事であり、チャレンジできるように日常から仕事に臨まなければならない日々を過ごすことは、刺激的で変化にとんだ面白いものです。
東京建物でどんな未来を
“自由”に描いていますか?
今は、“投資商品を創る”という観点から物件の未来を考えていますが、規模は違えど想いの部分では、都市開発や住宅開発と変わることはありません。将来的には、可能性を限定せず“自由に”開発の場を広げていきたいと思います。