DO for サステナビリティ

日本全国のみんなの想いを集めて“未来のまち”の大辞典が完成 ※公開終了

東京建物の「サステナブルなまちづくり」に向けた活動と発信の強化を目的とした「DO for Sustainability. with 東京建物」プロジェクトの始動を機に、昨年9月から東京建物のサステナビリティパートナーに就任していただいたAIさん。その活動の一環として編集長として携わった『みらいディクショナリー』が完成し、東京建物本社にて代表取締役社長執行役員の野村均に完成をご報告いただきました。

『みらいディクショナリー』は 、まちに住まい、働き、集う、ひとりひとりの「あったらいいな」「こうなったらいいな」というまちや未来への希望・想いを詰め込んだ「未来のまち」の絵を、サステナブルなまちづくりをかなえるアイデアの種として集録した、世界でたったひとつの“未来のまち”の大辞典です。この企画は、AIさんがサステナビリティパートナーに就任した「DO for Sustainability. with 東京建物」発表会で披露した、コンセプトムービーをきっかけにスタート。AIさんとのコラボレーション第1弾であるコンセプトムービーの制作にあたり、東京建物グループ社員と家族、友人などまちづくりに関わるひとりひとりが描いた「未来のまち」の絵を集めて巨⼤なモニュメントをつくり上げました。そして第2弾企画として、「未来を描こう。」を合⾔葉に、⽇本全国から「未来のまち」をテーマに作品を募集。ひとりひとりがサステナブルについて考え⾏動するきっかけになるように、みんなで共有・シェアできるようにという願いを込めて、オンライン上で公開する『みらいディクショナリー』を制作、最終的に947作品が掲載されています。

幅広い年代から届けられたサステナブルな未来への想い

前述のように応募総数は947点(うち1点はAIさんの作品)で、17歳以下を中心に幅広い年齢層から、未来に向けた想いとアイデアが寄せられました。応募内容の特徴も、ごみ削減、自然エネルギーの利用といった「環境保全」はもとより、未来の居住地としての「空・雲・宇宙」、「友だち・平和・笑顔」、より良い暮らしをサポートする「乗り物・ロボット」、「自然、動物や植物などとの共生」など幅広く、自由な発想が広がる大辞典が完成しました。

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完成報告会では、AIさんが多くの応募作品の中から特に印象に残った作品として、「森と共生するいえ」、「Happyリサイクルハウス」、「浮遊する2階」についてご紹介いただきました。

hibiさんの作品
『森と共生するいえ』

自然を壊さず、一緒の世界で共生する家を想像して描きました。

AI)

まずパッと見て絵がキレイだなと思いました。森と一緒に生活するという経験はしたことがないんですけど、イメージが膨らみますね。

野村)

木そのものの中に住む、というような暮らしができたら素晴らしいと思います。我々も大手町の真ん中に自然の森(大手町の森)を再生しているので、それに考えが近いかなと感じました。

3kidsともみmamaさんの作品
『Happyリサイクルハウス』

この街、建物は全てリサイクルしたものでつくられています。空気も綺麗で地球に優しく街全体を丸くすることで、子供からお年寄り皆がケガなく安心して生活出来ることSDGsの観点から世界中の皆が笑顔で幸せに暮らせるように考えられています。元気になれる色鮮やかな建物が特徴的です。

AI)

この作品すごく好きです。この家にいるだけで、心がパッとなって楽しい気持ちになれると思います。ぜひ実現してほしい。

野村)

丸い建物や丸いまちなど、やわらかみがあり、見ていて元気になります。誰にとっても寄り添うまちというのがいいですね。

おさださんの作品
『浮遊する2階』

一軒家の2階部分が浮く。地震が来れば、2階に移動して浮くことで回避できる。また、浮く2階で旅に出ることもできる。

AI)

家ごと浮くなんてアイデアをよく考えつきますね!

野村)

アイデアが本当に素晴らしいと思いました。不動産は動かないから“不”動産なのに、それをあえて動かすという発想はすごい。地震に対応するなど、これは防災という観点からもいいアイデアだと思います。

AIさんの作品『希望のグリーンロード』

まちを通る緑の道は広く、どんな人でも移動できます。中心には水に浮かぶライブハウスと、雨をためてできたエコな巨大プール。カラフルで色んな形の建物や、動物や植物のエリア、疲れた人用のリラクゼションルームもあります。わたしの夢と希望があふれる未来の理想のまちです。

そして、「DO for Sustainability. with 東京建物」発表会で披露していただいたAIさんの作品も掲載されています。『みらいディクショナリー』はオンラインの辞典なので、これらの作品は作品名やニックネームで検索して閲覧することができます。また、気に入った作品や実現したいと思う作品には「かなえたいいね!」ボタンを押して応援することもできます。

『みらいディクショナリー』企画を通じてさらに素晴らしいまちづくりへ

完成報告会の最後は、『みらいディクショナリー』の感想とこれからの展望についての話題に。
「いま拝見した以外にも、1,000枚近い絵が集まったんですよね。こんなに多くの人々のアイデアが詰まったディクショナリーができて本当に素晴らしい。ここからまた次につながっていくのかなと思います」と話す野村に、AIさんはうなずき、
「東京建物さんがこれまでもサステナブルなまちづくりを推進してきたのは、もちろん知っています。この『みらいディクショナリー』に集録された作品をヒントに、さらに一緒に素晴らしいまちをつくっていけたら、最高の未来になるんじゃないかと思います」と話し、「これからもサステナブルな活動を一緒にやらせていただけばと思います。よろしくお願いします!」と締めくくってくださいました。

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