DO for スポーツウェルネス

アーバンスポーツのレガシーを継承。スポーツウェルネスの拠点を目指す

貢献するSDGs目標

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう
  • 目標3 すべての人に健康と福祉を
  • 目標11 住み続けられるまちづくりを
  • 目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

東京都による「未来の東京」戦略におけるスポーツ・ウェルネス・シティプロジェクトのひとつに位置づけられていた有明アーバンスポーツパーク。東京建物を代表企業とする共同事業体が設立した運営会社Tokyo Sports Wellness Villageによる整備が完了し、2024年10月12日(土)にlivedoor URBAN SPORTS PARK※1として全面開業しました。
「跡地を、みんなで遊べる聖地へ」を合言葉とし、2021年には新種目スケートボードなどの会場であった約3.1haの敷地に、スケートボードパークやボルダー棟、3x3バスケットボールコートといったアーバンスポーツ施設と、子どもから大人まで楽しめる巨大アスレチック、ランニングスタジアム、カフェやフードモール、ドッグサロンなどを展開。あらゆる人が心地よく過ごせる複合型スポーツレジャー施設です。
本施設の開業記念イベントとして、アーバンスポーツ7競技を楽しめる大会や体験会が開催されました。現地の熱気とともに、本事業の取り組みを紹介します。

  • ※1:株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドが通称名のネーミングライツを取得(正式名称:有明アーバンスポーツパーク)。

「する・みる・支える」だけでなく、「知る・伝える」

有明アーバンスポーツパーク整備運営事業は、東京都によるPFI※2事業として、2021年の大会開催を経て事業者の公募が行われました。Tokyo Sports Wellness Villageは“スポーツ体験を通して、誰もが輝き、健康的で幸せを感じるライフスタイルを実現できるまち”を事業ビジョンに計画提案を行い、事業者に選定されました。
このビジョンを実現するにあたっては、「する・みる・支える」に「知る・伝える」を加えた5つのアクションを大切にしています。競技に参加する、観戦する、環境を整えるといった、スポーツに主体的に関わる人々への施策にプラスして、スポーツ経験の有無や年齢・性別などに関係なく、より多くの方々にアーバンスポーツの魅力を知っていただくきっかけづくりや、スポーツが内包する価値などをあらためて伝える取り組みです。
トップレベルの大会からローカルなものまで多彩なイベントを開催し、日常生活において気軽にスポーツに接することができる環境を創出。健康的にアーバンスポーツに親しみながら、スポーツを軸としたコミュニティづくりにも貢献し、新たな価値創出を目指しています。

  • ※2:Private Finance Initiative:公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力および技術的能力を活用して行う手法

多彩なスポーツ施設と憩いの場

livedoor URBAN SPORTS PARKは、東京都が先行オープンしていた「大会レガシーゾーン」と、新たに整備した「多目的ゾーン」で構成されます。
大会レガシーゾーンでは、スケートボード、3x3バスケットボール、スポーツクライミングの3種目のアーバンスポーツをどなたでもお楽しみいただけます。

多目的ゾーンでは、全52種類ものスリリングな冒険アイテムが揃った高さ約15mの巨大なロープアスレチック「モンスタージャングル」と、全長約100mの全天候型ランニング練習場「Brillia RUNNING STADIUM」が目を引きます。この特徴的なアーチ形状のランニングスタジアムは、国産カラマツ集成材を使用しており、かつて新豊洲Brilliaランニングスタジアムとしてグッドデザイン賞や建築学会賞を受賞しランナーに親しまれた施設を新豊洲から移設したものです。アメリカで大人気の競技「ピックルボール※3」のコートもオープンしました。
これらのスポーツ施設と、天然芝の広場や、カフェ、フードモール、ドッグサロンなどが入る店舗棟がシームレスにつながります。パークという名前のとおり、誰もがふらっと訪れてくつろげる憩いの場でもあるのです。

  • ※3:アメリカで誕生した、テニスや卓球・バドミントンの要素をミックスした新しいスポーツ。バドミントンと同じ大きさのコートでプラスチック製のボールをラケットで打ち合う。ボールには穴が開いているため強く打っても速度が遅く、初心者でもすぐラリーを続けることができる。

有明エリアの次世代を見据えて

東京建物は2000年代半ばから、複数の「Brillia」シリーズの開発を通じて有明エリアのまちづくりに関わっており、現在3,000世帯以上の方々がお住まいです。livedoor URBAN SPORTS PARKは地域社会との持続的なパートナーシップの拠点でもあり、スポーツを通じてエリア全体の活性化・価値向上に取り組んでいきます。
具体的には、地域の健康促進や、地域協議会など地元コミュニティとの連携、近隣の学校や保育園・幼稚園への育成活動支援などが挙げられます。施設という体験の場づくりのみならず、様々な機会を創出して「スポーツって楽しい」「自分もやってみたい」というモチベーションの醸成と、ルールやマナーの啓発も含めた健全なアーバンスポーツ文化を形成していきます。
実際に、先行オープン時にはたくさんのファミリーがパークを訪れました。livedoor URBAN SPORTS PARKに遊びにきた子どもたちがアーバンスポーツに触れ、次世代のプレーヤーに成長する可能性も期待されています。いずれはスポーツウェルネスのロールモデルエリアとして、次世代育成のしくみやスポーツを通じた新たなライフスタイルを発信することも目指しています。

白熱した開業イベント!ジュニア世代・キッズ世代が躍動

10月12日(土)~14日(月・祝)、さわやかな秋晴れに恵まれ、開業イベント「livedoor URBAN SPORTS PARK OPENING FES」が華やかに開催されました。
ジュニア世代・キッズ世代が主役となる7競技(スケートボード、ボルダー、BMX、ローラー フリースタイル、パルクール、ブレイキン、3x3バスケットボール)の大会・公式練習・体験会などが開かれ、トップアスリートのパフォーマンスを間近に観覧できたほか実際に競技を楽しむこともでき、アーバンスポーツパークの魅力を多くの方々に知っていただけるイベントとなりました。
オープニングセレモニーでは、新たなにぎわい創出や次世代のアスリート育成への期待などが祝辞の中で熱く語られました。livedoor URBAN SPORTS PARKは、スポーツ体験を核としたサステナブルなコミュニティを実現する拠点として、このエリアならではのアーバンスポーツ文化が育まれ未来に継承されるよう、引き続き有明の活性化・スポーツ文化振興とスポーツウェルネスなまちづくりに取り組んでいきます。

(左から)東京建物 新規事業開発部 北川 雄大、松村 理央
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