TOKYO TATEMONO RECRUITING

当社についてプロジェクトストーリー

PROJECT STORY

中野セントラルパーク

プロジェクトをそれぞれの視点から語る

開発・エリアマネジメント[若手]の視点

入社1年目で携わった
ビッグプロジェクト
携わる想いに、経験なんて関係ない

岸 貴大

ビルマネジメント第二部 課長代理
2008年新卒入社

※在籍部署はインタビュー当時の部署となりますので、
現在の部署とは異なる可能性があります。

PROFILE

インフラや都市基盤の構築という観点からまちづくりを学びたいと考え、大学では土木工学を専攻。就職活動では、限られた領域の仕事ではなく、幅広い領域に携わることのできる総合不動産ディベロッパーを志望する。若手であっても主体的に動き、活躍している東京建物に惹かれ、入社を決意する。

「まさか新入社員の私が、こんな一大プロジェクトに関わるなんて、夢にも思っていませんでした」。2008年に新卒入社した岸は、最初の配属で中野セントラルパークのプロジェクトに携わることになる。「当時は用地の取得後、企画を立案している段階でした。中野セントラルパークの価値を向上させるために、どんなアイデアがベストか、どうそのアイデアを形にすることが良いのかを社内外で協議する日々。前例のない規模やコンセプトの開発とあって、真剣に向き合っているからこそピリピリとした雰囲気があって…。そんな中で、自分には何ができるのだろうと考え、模索していました。何も分からないから傍観しているようでは、チームにいる意味もないし、役立つことはできない。まずは、徹底して先輩たちのサポートをして勉強していこう。少しずつ経験を積み重ねていく中で、自分にできることを増やしていこう。こんな気持ちで臨んでいました」。

インタビュー風景

そんな姿勢が実を結び、徐々にプロジェクトの概要が決まっていく中、エリアマネジメントの観点から+αの付加価値となるアイデアを出す役割を任せられる。「最初に考えたのは、アクティビティとなる体験ができないかということでした。中野セントラルパークを含む再開発エリアには、約1.5haの広さを有する中野四季の森公園や隣接大学の敷地にオープンスペースがあります。その空間を活かしたランニングコースを設置できないかと。また、オフィスに勤務される方や地元の方のスポーツやコミュニケーション拠点になればと考え、ビル内にランナーズステーションを設置しました。一番の課題は、安全面への配慮でした。再開発エリアには、ランナーだけでなく、お子様連れのご家族やご年配の方など幅広い層の来訪者が想定されました。そこで、関係者の皆さんの不安を取り除くべく、ランニングコースは路幅の広い空間に設定することやコースサインを設置すること等を検討し、熱意をもって説得にあたりました」。岸のアイデアは、採用され、現在、多くのランナーに利用いただいている。「入社したばかりで右も左もわからない状態の私が、アイデアを形にするまで責任をもってやらせてもらえたこと。若手であっても考えや意見を述べることができ、筋が通っていれば自ら進められるという文化が根付いている当社だからこそできた濃密な経験でした」。

中野セントラルパーク

現在、岸は、中野セントラルパークの賃貸管理業務やイベント実施を主としたエリアマネジメント業務を担っている。中野セントラルパークや中野四季の森公園で開催される各種イベントは、毎回大きな賑わいを見せている。毎年恒例になったビアガーデンやお祭りには、多くの人々が集まって交流し、笑顔が生まれている。しかし、その裏では防災センターを始めとする管理関係者と連携しながら事故やトラブルが起きないように細かな配慮を徹底している。「建てて終わりではなく、これからをどのように彩っていくか。一日一日がこの場所に息吹を与えるという使命感をもって臨んでいます」。
岸は、これからもこの場所を、そして、中野の未来を考え、行動していく。