CAREER INTERVIEW

キャリアインタビュー

RyoSaito

CAREER
INTERVIEW_
05 山本 梨乃 ビルマネジメント第二部
2019年入社
商学部 商学科卒

RINO
YAMAMOTO

まちと人への影響を思い、価値を生み出していく

CAREER INTERVIEW

キャリアインタビュー

まちと人への影響を思い、価値を生み出していく

project

CAREER
INTERVIEW_
05 山本 梨乃 ビルマネジメント第二部
2019年入社
商学部 商学科卒

RINO
YAMAMOTO

入社 1 年目

2019

2019

住宅事業本部 プロジェクト開発部 事業推進グループ
RyoSaito

最初の一歩は、
マンションの専有部・共用部の仕様決定

キャリアのスタートは、プロジェクト開発部のマンション建替事業を推進する事業推進グループ。マンション建替事業を推進する上でカギとなるのが、事業主である権利者(地権者)様が抱く様々な想いや不安に向き合い、丁寧に合意を図ることです。入社後初めて任せてもらったのが、建替え後マンションの専有部・共用部の仕様の決定。将来当社が販売する商品としての付加価値を考えるだけでなく、権利者様が何を求めているのかを把握するためにアンケートやヒアリングを実施しました。建築費を予算内におさめながら、権利者様のご要望に沿い、かつ住む人を魅了する価値の体現を目指して、コンサルタントや設計会社など事業関係者と連携して仕様を決定していきました。最終的に全権利者様への説明会でご納得いただけた時には、大きな達成感を感じるとともに、事業推進において、権利者様との対話を通して1歩ずつ合意を得る重要性を学びました。

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入社 2 年目

2020

2020

住宅事業本部 プロジェクト開発部 事業推進グループ

権利者様との合意形成のために、信頼関係を築く

入社2年目では、都内のタワー型マンションや郊外の団地型マンションなど5物件を担当。事業収支・スケジュールの策定やマンションのコンセプト立案、管理規約の作成等に携わりました。

そうした業務の過程では、上司が「○○さんがそこまで言うなら…」と関係者を説得し事業を推進する姿を見て、息の長い建替え事業だからこそ担当者の信頼が重要であることを痛感しました。入社2年目であろうと、権利者様や事業者からしたら「東京建物」という不動産のプロであることは同じ。年次に甘んじることなく、担当業務については誰よりも詳しくなるという意識をもって行動するようになりました。そうした姿勢を見てくださっていたのか、物件担当を外れる際に、権利者様から「もっと山本さんと一緒にやりたかった」という言葉をいただき、信頼いただけていたという実感を持てて非常にうれしかったのを覚えています。

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入社 3 年目

2021

2021

住宅事業本部 プロジェクト開発部 再開発・建替グループ
RyoSaito

再開発・
マンション建替の最上流で、
自分ならではの価値提供を目指す

同部内で再開発・建替グループに異動しました。ここは再開発事業およびマンション建替事業の案件取得をミッションとするグループで、いわば長期間にわたる「再開発・建替事業のスタート地点」。住民の方と建物やまちに対する意見交換会や個別訪問を実施し、方向性の検討を進めていきます。一方社内では、土地調査やマーケット情報を元に案件を精査し、社内の納得を得られた場合に案件取得へと動き出します。そのまちに住む人や遊びに訪れる人、働く人など、まちにかかわる人々が抱く想いと当社としてやるべきことの両軸で考え、それをカタチにするべくゼロから事業を組み立てていくこと。そのまちの姿を大きく生まれ変わらせる影響力を持つ仕事に関われることに、大きなやりがいを感じました。

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入社4 年目

2022

2022

ビル事業本部 ビルマネジメント第二部 新宿営業所

東京建物の顔として、
ビルに入居するお客様に価値を届ける

ジョブローテーションにより、入社4年目にビル事業本部へ異動。所属するビルマネジメント第二部では、当社保有のオフィスビルのAM(アセットマネジメント)・PM(プロパティマネジメント)業務を担当しています。いずれにおいても、物件(ビル)の価値最大化がミッションであり、入居する約100テナント様に確かな満足を提供することが重要な役割。特に、コロナ禍を機に働き方が多様化する中で、オフィスに出社する価値をどう提供できるかを意識しています。テナント様との契約締結やビル設備の不具合への対応だけでなく、これからのオフィスのあり方について議論し、施策を実施するなど、業務は多岐にわたります。テナントであるお客様と直接やり取りするため、責任の一層の大きさを実感。私自身が東京建物の顔であり、私の対応がお客様の評価に直結していることを意識し、プロジェクト開発部で学んだとおり、「相手の立場に立って物事を考え、行動する」ことを大切にしています。

キャリアの転機

プロジェクト開発部では2~3人のチームで物件を担当していましたが、ビルマネジメント第二部では1人で約40テナント様の窓口を担当しています。例えばお客様との打ち合わせでは、提案内容やシナリオを自分で組み立てていくため、1人がもつ責任感と影響力を感じています。また、お客様の考えをくみ取った上で、「自分はどうしたいのか」ということを考え、実行できることにやりがいを感じますし、仕事への向き合い方が変わったターニングポイントとなりました。

今後の展望

かつてプロジェクト開発部で担当した事業は、着手から竣工まで相応の時間がかかります。当面、見届けたいのは自分が関わった案件の竣工です。マンションに灯りがともる瞬間に感じる達成感をぜひ味わってみたいです。案件取得、開発、運営・管理を経験したからこそ、建物が持つまちや人への影響力を実感しました。その経験を活かして、改めて開発の事業推進業務に携わりたいと思っています。学生時代の留学経験から、国内外問わず、長きにわたって多くの人に愛されるような、そんな場所を生み出すことが目標です。